マレーシアの首都「クアラルンプール」は都会と自然の両方の景色を楽しめる観光地です。
そんな中でもモスクは印象的なスポット。
クアラルンプール市内から電車で行ける「ピンクモスク」やバスなどで行ける「ブルーモスク」があるので、モスク好きにはたまらない場所です。
以前のクアラルンプール旅行の際にピンクモスクとブルーモスクに行こうと思っていたのですが、残念ながらブルーモスクには行くことができませんでした。
失敗談と次回に向けての情報をまとめておくために記事にしました。

まだ行ったことがないので、行き方の細かい情報は載っていません…
行く際に注意するポイントについては少しだけ書いています。
ブルーモスクとは?
ブルーモスクとはいっても、そもそも何なのか…
まずは、そこから紹介します。
ブルーモスクは名前ではなく、通称なのだと思います。
Googleマップで調べると「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク」というそう。
確かに一度では覚えられないくらい長い名前です。だからブルーモスクということが多いのかもしれません。
どこにある?
続いて、ブルーモスクの場所についてです。
クアラルンプール近郊なのでそこまで離れていないのでは…と思いつつ調べてみると、クアラルンプールの中心駅「KLセントラル」から26.9km離れているとのことでした。
Googleマップの経路で徒歩を検索すると、所要時間は片道6時間13分・・・
さすがにしんどいです。
現実的な移動方法はのうちの一つがバスだと思います。
Googleマップの経路案内によると750番バスに乗ると行けるとのことでした。
それでも所要時間は片道1時間40分
徒歩よりはマシですが、ちょっと大変です・・・
電車はどうなのか…Googleマップで調べたところ、所要時間は1時間31分
実はバスよりも電車のほうが少しはやく行けるのかもしれません。
最後に車(タクシーもこの中に入るのでしょうか)も見てみました。
まさかの所要時間41分…バスや電車よりも良さそうです。
(旅行予算が合えば、意外とお得なのかもしれません)
失敗談
そんなブルーモスクですが、自力で行くには少し大変です。
いくつかの移動手段がある中で、インターネットで調べたところバスがあったので挑戦してみました。
宿泊していたホテルの最寄駅がPasar Seni(パサール・スニ)だったので、近くのバス停を調べてみたところ、750バスに乗れるバス停が近くにありました。
地図で見るとPasar Seni駅はここにあります。
そして、見つけたバス停はこちら
駅のすぐ近くのバスターミナルのような場所でした。
実際に行ってバスの番号を見てみると、しっかり750と書かれていました。


Googleマップには運行情報も表示されていたので、ここのバス停で待つことにしました。
ですが、いくら待ってもバスが来ません。
(しかも、発車予定時間を過ぎると、次のバスの時間に切り替わってしまう…)
それでも「バスが遅れているだけかもしれない」と思い、待っていると、地元の方と思われる方が「バス停が変わった」と教えてくれました。
ちょうどその方も同じバスに乗るとのことでしたので、一緒に移動。
(移動した場所が下の地図の場所です。川を渡って反対側)
実際に行ってみるとバス停があったのですが、そこに書いてあるのは821番…
もしかすると、時々乗り場が変更になるのかもしれません。
乗ろうとしたのですが、バスの運転手の方に「No Cash!」と言われてしまい、結局乗ることができませんでした。
地元の方が教えてくれたのですが、どうやら「Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カード」というものが必要らしく、駅で購入できるとのことでした。
今回来たバスの乗車をあきらめ、最寄り駅のPasar Seni駅の窓口でTouch ‘n Goカードを購入しようとしたところ、なんと「売り切れ」とのことでした。
そんなわけで、Touch ‘n Goカードを入手できない理由からブルーモスク観光を断念しました。



今になって調べてみると電車での行き方もあったので、この方が良かったのかもしれません。
ですが、その時はバス以外に行く方法がないと思っていたので「ちょっときびしそう…」と思って断念してしまいました。
次回は、電車移動かTouch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードを入手してバス移動に挑戦してみたいと思います。
失敗を踏まえての対策として考えていること
ブルーモスク観光に行くことができなかった失敗を踏まえての対策をして考えていることはこちらです。
- Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードを入手する方法確認する
- バスではなく電車移動も選択肢にする
- (どうしてもダメなら)ツアーも検討する
順番に紹介していきたいと思います。
もしかすると、これからブルーモスク観光に行ってみたいと考えている方にとっても有益かも、と思います。
Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードを入手する
地元の方によると、駅で購入可能とのことでしたが、実際に駅に行ってみると売り切れでした。
同じような状況になってしまうと、違う駅に行ってはTouch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードがあるか確認する・・・という、観光以前の活動になってしまいます。
どうせなら、Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードを確実に入手したいものです。
調べてみたところ、KKdayから予約ができるとのことでした。



これからクアラルンプール旅行に行く予定の方は、用意しておいてもいいかもしれません。
ページはこちらです。
(SIMカードセットなので、SIMフリーのスマートフォンをお持ちの方なら、おそらくクアラルンプール観光中のインターネットにも困らないと思います。
電車で行く方法を検討する
調べてみるとバス以外にも電車で行く方法があることがわかりました。
いろいろ調べてみると、経路を検索してくれるページが見つかりました。
(これが正しい情報が分かりません…)
この情報によると1時間に一本の運行頻度のようなので、上手に観光しないと駅で(電車待ちなどで)足止めされてしまう心配があります。
やはり、滞在期間や時間に余裕がある方用なのかもしれません。
ツアーも検討
滞在期間が限られている場合には、思い切ってオプションツアーに参加するという手もあります。
ツアーとはいっても、パッケージツアーとは違い、特定の観光地を見て帰ってくるだけなので、フリープランの中に盛り込むこともできてしまうのが魅力。
ブルーモスクツアーなんてあるのかな…と思い調べていたところ・・・見つけました。
【午前プラン:定番スポット巡り Byパンダバス】 ピンクモスク|ブルーモスク|I♥KL|ムルデカスクエア|セントラルマーケット解散 <昼食なし・日本語ガイド>



ブルーモスク以外にもさまざまな有名観光地に行くことができそうです。
しかも日本語ツアーなので「英語は心配…」という方も安心なのがいいところ。
【欲張り一日:人気スポット網羅 Byパンダバス】ピンクモスク+ブルーモスク+I♥KL+ムルデカスクエア+セントラルマーケット+バツー洞窟+イスラム美術館<昼食なし・日本語ガイド>



これは文字通り「欲張り…」です。
自力でピンクモスクとバトゥ洞窟に行ったのですが、これで1日使ってしまいました。
このツアーなら、それに加えてかなりの観光地に・・・しかも1日で行けてしまうようです。
しかも、こちらも日本語ガイドなので安心です。
とても魅力的なツアーですが、ややお高め…
「ここまで高くなくても…」という方や「そんなにいっぱい観光地に行かなくても…」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
何かないかな・・・と思って調べてみたところ・・・ありました。
プトラジャヤ ピンクモスク・ブルーモスク シャーアラム 日帰りツアー(クアラルンプール発)



ピンクモスクとブルーモスクのみに絞って観光をしてくれるプランのようです。
あとがき
今回は、マレーシアのクアラルンプールにある有名観光地「ブルーモスク」に自力で行ってみようと思ったものの、行けなかったという失敗談を紹介しました。
失敗したからこそ、次回の旅行でブルーモスクを見るという目標ができたので、考え方によっては良かったのかもしれません。
また、次回に向けての対策では、バスに乗るためのタッチアンドゴーカードの入手、電車の経路、オプションツアーを利用する方法まで紹介しました。
もしこれらの情報が、これからクアラルンプール旅行を検討している方の役に立てば嬉しいです。
特に、日本から距離があってなかなか行けない旅行先でもあると思いますので、観光地をしっかり見ておきたいという方にとっては、ツアーで確実に(しかも計画的に)行くのが良いかもしれません。
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