美麗島駅観光ガイド|アクセス・ライトショー・周辺スポットまとめ

普段から旅行に行く前には、行き先について色々と下調べをしています。
これまでは自分のためのメモとして記録していただけでしたが、今回はせっかくなので記事としてまとめてみることにしました。

主な目的は自分自身の旅行ガイドとして使うためですが、この下調べがこれから高雄に行く方のお役に立てば嬉しいです。
なお、まだ実際に訪れてはいないため、ここに書いた内容は「事前調査のまとめ」です。正確さや実際の雰囲気については、現地を訪れた際に改めて確認したいと思います。

今回下調べしたのは、台湾南部・高雄にある 美麗島駅(Formosa Boulevard Station)
「アジアで最も美しい駅」に選ばれたこともあるほど有名なスポットで、高雄旅行では外せない観光地のひとつと言われています。

では、ここからは美麗島駅について、旅行ガイドとして役立つ情報を順番に整理していきたいと思います。

またたび

こちらの記事は、高雄旅行で美麗島に訪れる前に下調べしたメモです。
実際に行ったあとは、こちらの項目に「どうだったか」などの情報を追記していきたいと思います。

目次

旅行ガイドまとめ(クイックガイド)

高雄にすでに到着していて、現地で「美麗島駅ってどんな場所なんだろう?」と気になった方に向けたまとめです。
ここだけ読めば、この観光スポットの概要や見どころがすぐに分かるようにしてみました。

美麗島駅の成り立ちとエピソード

美麗島駅の象徴ともいえる地上のガラス出入口は、日本人建築家・高松伸によって設計されました。その造形は「祈り」をモチーフにしており、駅そのものが高雄市民の歴史や想いを込めた記念碑的な存在になっています。

駅の中央に広がる「光之穹頂(Dome of Light)」は、イタリアの芸術家ナルシサス・クアグリアータが制作した世界最大級のステンドグラスアートです。直径はおよそ30メートル、使用されたガラスは4,500枚にも及び、完成までに4年半の歳月がかけられました。作品は「水・土・光・火」という四つの要素をテーマに、誕生から成長、そして破壊と再生に至る人間の物語を描き出しています。その壮大なスケールと色彩の美しさは、訪れる人々を圧倒するほどです。

こうした芸術性や象徴性が評価され、美麗島駅は2012年にアメリカの旅行サイト「BootsnAll」で「世界で最も美しい地下鉄駅」第2位に、さらに2014年にはCNNトラベルで「アジアで最も美しい駅」第1位にも選ばれました。単なる交通インフラにとどまらず、国際的に認められた観光名所としてその名を知られる存在となっています。

あとは駅の情報もサクッと分かるように表にしてみました。

項目情報
場所高雄MRT 紅線(R10) × 橘線(O5) の交差駅(六合夜市すぐ)
入場料無料
営業時間05:55〜00:25
必見スポット光之穹頂(Dome of Light)
ライトショー時間平日(月〜木):11:00/15:00/20:00
金曜:+19:00
土日:+17:00/19:00
上演時間:約3〜7分
周辺スポット六合夜市(徒歩)、愛河(クルーズ)、駁二芸術特区(アート散策)
おすすめ訪問時間夜のショー前後(幻想的)/(人が少なく撮影向き)
またたび

駅なのにライトショーがあるのが驚きですね。
朝や夜など撮影を楽しむことができそうです。

駅のページ

駅の概要

美麗島駅ということなので、もちろん駅としての情報も調べてみました。
ただ綺麗な駅というわけではなく利便性でもポイントとなる場所のようです。

高雄市の中心にある主要駅

美麗島駅は、高雄MRTの紅線(レッドライン)橘線(オレンジライン)が交差する乗換駅です。
市の中心に位置し、交通の要所として多くの人々が利用する高雄のハブ駅となっています。

参考

高雄MRTの路線図(🔗高雄捷運-路線図

高雄MRTの時刻表(🔗高雄捷運-時刻表

駅番号と開業年

駅番号は紅線:R10橘線:O5
2008年に開業し、比較的新しい地下鉄駅ですが、そのデザイン性や芸術性から瞬く間に観光名所としても知られるようになりました。

ポイント

その芸術性や象徴性が評価され、2012年にアメリカの旅行サイト「BootsnAll」で「世界で最も美しい地下鉄駅」第2位に、さらに2014年にはCNNトラベルで「アジアで最も美しい駅」第1位にも選ばれました。

立地と周辺環境

駅は中山一路と中正三路の交差点に位置しており、観光にも非常に便利な立地です。
徒歩圏内には高雄を代表する夜市である六合夜市があり、観光とグルメを同時に楽しむことができます。

アクセスのしやすさ

高雄駅(MRTの主要駅)から1駅(約7分)で到着できるため、旅行者にとってもアクセスは抜群です。
観光拠点として利用するのにも便利な駅といえます。

駅名の由来と歴史背景

美麗島駅という名前には、台湾らしいロマンチックな由来と、観光に訪れた人を楽しませる建築デザインの工夫が込められています。
ここでは「名前の由来」と「駅舎デザイン」について見ていきましょう。

「美麗島」という名前の由来

「美麗島」という言葉は、16世紀にポルトガル人が台湾を見て思わず「Ilha Formosa(美しい島)」と呼んだことから生まれました。
駅名にこの言葉を冠しているのは、台湾の自然の美しさと魅力を象徴するため。旅行で降り立った瞬間から、「美しい島に来たんだ」と実感できる素敵な駅名ですね。

建築デザインの意匠

さらに、駅の地上部分にあるガラス張りの出入口は、日本人建築家 高松伸氏による設計。
その造形は「祈り」をイメージしており、透明なガラスが空へと伸びるようなデザインは、訪れる人に開放感を与えてくれます。
地下の「光之穹頂(Dome of Light)」だけでなく、地上の建築もフォトスポットとしておすすめです。

光之穹頂(Dome of Light)

美麗島駅を訪れたら、絶対に見逃せないのが駅中央に広がる「光之穹頂(Dome of Light)」
一歩足を踏み入れると、天井いっぱいに広がる色彩に包まれ、思わず息をのむほどの美しさです。
「駅にいることを忘れてしまう」「まるで美術館のよう」と多くの旅行者が感動を口にする、駅最大の見どころです。

世界最大級のステンドグラスアート

ドームの直径は約30メートル、使用されたガラスパネルはおよそ4,500枚
制作には4年半という長い年月が費やされ、完成したのは世界最大級のステンドグラスアートです。
そのスケールと輝きは、写真や映像では伝えきれない迫力があります。

作者とテーマ

この作品を手がけたのは、イタリア人芸術家のナルシサス・クアグリアータ(Narcissus Quagliata)
ガラスはドイツの工房で制作され、一部にはヴェネチア・ムラノ島の素材も使われています。
テーマは「水・土・光・火」

  • =誕生
  • =成長
  • =創造
  • =破壊と再生

人類の歴史や命の循環を象徴する物語が、ステンドグラスの色彩に込められています。

観光客の体験談

訪れた人々からは「駅とは思えないほど荘厳」「圧倒的なスケールに言葉を失った」という感想が多く聞かれます。
特に夜に訪れるとライトアップの効果もあり、幻想的な雰囲気に。
「何度でも訪れたい」と感じる旅行者も少なくありません。

これは調べているときに見かけた感想などですので、実際に行った時の感想は後ほど追記していきたいと思います。
たぶん…同じような感想になりそうな予感ですが…

世界が認めた美しさ

美麗島駅の魅力は、地元だけでなく世界中の旅行者から高く評価されています。
その象徴となるのが、数々のランキングやメディアでの紹介です。

国際的な評価

国際的な評価について具体的には

  • 2012年:アメリカの旅行サイト BootsnAll にて「世界で最も美しい地下鉄駅 第2位」に選出。
  • 2014年CNNトラベル によって「アジアで最も美しい駅 第1位」と紹介されました。

いずれも世界的に有名なメディアでの評価であり、美麗島駅が「ただの地下鉄駅」ではなく観光目的で訪れる価値のある場所として認められていることを示しています。

参考

🔗BootsnAll世界で最も美しい地下鉄駅 15選」

🔗CNN Travel「世界で最も美しく明るい地下鉄駅17選」

またたび

2014年CNNトラベル によって「アジアで最も美しい駅 第1位」と紹介されました。とあったのですが、調べてみてもそれらしきページに辿り着けず…世界版だと第6位でした・・・が、アジアでは一番かもしれないですね!

旅行者の声

実際に訪れた旅行者からも「駅でこれが無料で見られるのは驚き」「写真以上の迫力に圧倒された」「ここだけでも高雄に来る価値がある」といった感想が多く寄せられています。
ランキングやメディア評価だけでなく、旅行者自身の体験談がその魅力を裏付けています。

光のショー(ライトショー)

美麗島駅の「光之穹頂」では、時間限定で光と音楽によるショーが開催されています。
昼間のステンドグラスとはまた違った姿を見られるため、訪れる旅行者にとって人気の演出です。

上演スケジュール

ショーは2015年頃から「光之穹頂2.0」として始まりました。
時間は曜日によって異なります。

曜日上演時間
平日(月〜木)11:00/15:00/20:00
金曜11:00/15:00/19:00/20:00
土日11:00/15:00/17:00/19:00/20:00

※上演時間は約3〜7分。最新のスケジュールは現地掲示や公式サイトでの確認がおすすめです。
とはいっても、情報がなかなか見つからなかったので、TAIPEI naviを参考にしています(🔗TAIPEI navi

ショーの内容

照明が落ちて駅構内が暗転すると、ドーム全体が音楽に合わせて色鮮やかに点滅・変化します。
さらに床面には龍や光の筋が投影されるなど、幻想的な演出が展開されます。
時には広告映像が流れることもあり、訪れるたびに違う演出に出会えるのも魅力です。

実際の様子はYouTubeなどでチェックすることもできると思いますが…ネタバレになりそうなので、あえて調べていません。

旅行者の感想

旅行者の感想もありましたのでちょっとだけ紹介します。
旅の先輩たちは様々な感想を持っているようですが、やっぱり大事なのは自分がどう感じたか・・・こちらについては実際に行ってからのお楽しみにしています。

  • 無料で見られるショーとしては十分感動的!
  • ドーム自体が美しすぎるので、ショーで光らせなくてもいいかも…

感動する人もいれば、少し期待外れと感じる人もいるのが正直なところ。
いずれにしても、せっかく訪れるなら一度は見ておきたいイベントです。

観光Tips

  • 上演時間の直前は人が集まりやすいので、余裕を持って行動すると安心。
  • 早めに中央のスペースを確保すると、頭上いっぱいに広がる光のドームを堪能できます。

訪問のコツ・写真撮影アドバイス

まだ自分自身は現地で撮影をしていませんが、今回の下調べの中で撮影に関して言及している情報がいくつか見つかりました。
この辺りを押さえておくと、おそらくいい感じの写真が撮れるのではと思っています。
実際に訪問した後で「やっぱりこの方法が良さそう」や「別の撮り方の方がもっといい!」ということが分かれば、追記していきたいと思います。

混雑を避けるタイミング

光之穹頂は人気の観光スポットなので、日中やショーの時間はどうしても混雑しやすいです。
人の少ない写真を撮りたい場合は、朝の早い時間や夜遅めの訪問がおすすめ。
逆にライトショーを狙う場合は人が多くなるのを前提に、余裕を持って行動するのが良さそうです。

レンズとアングルの工夫

ドーム全体を収めるには広角レンズがあると便利です。
また、中央の床に立ち、下から見上げるアングルで撮ると天井いっぱいの光に包まれるような迫力が出ます。
スマホでも広角モードを使えば十分映える写真が撮れるとのことです。

訪問時間による楽しみ方

訪問時間によっても違った楽しみ方ができるそうです。

  • 昼間:ステンドグラスそのものの色彩をじっくり鑑賞できる。光の差し込みで自然な美しさを感じられる。
  • 夜やショーの時間:ライトアップや演出で幻想的な雰囲気に。観光気分を盛り上げたいならこの時間帯。

どの時間帯を選ぶかで、写真の雰囲気や体験そのものが大きく変わるようです。
旅の目的に合わせて訪問時間を工夫するのがポイントですね。

周辺スポット

美麗島駅に訪れたらそれで終わり…ではなく、高雄旅行はまだまだ続きます。
ここでは、美麗島駅からアクセスしやすい観光スポットをいくつか紹介します。

六合夜市(徒歩すぐ)

美麗島駅から徒歩数分で行ける、高雄を代表する夜市
B級グルメや台湾らしい屋台料理がずらりと並び、夜の高雄を味わうには外せない場所です。
観光客にも地元の人にも人気で、食べ歩きや夜の散策にぴったり。

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