タイの首都「バンコク」近郊にある観光地「ピンクガネーシャ」
その名の通り、ピンクのガネーシャの像があるのでそのように呼ばれることが多い気がしますが、実際は「ワット サマーン ラッタナーラーム」というお寺らしいです。
パッケージツアーのチラシなどでもよく見かけるので「せっかくバンコクに来たのだから見にいきたい」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、お手軽観光地と思わせておいて…実は、意外と行くのが大変な場所です…
そこで今回は【実際にピンクガネーシャを見に行ってみた】時の様子を紹介したいと思います。
事前にできるだけ調べておいたのですが、ところどころ困ることがありました…
なのでこの記事では「これなら絶対に迷わない!」と思うくらい詳しく紹介してみました。
- できるだけお得にピンクガネーシャを見に行きたいという方
- 旅慣れていないのだけど、自力で観光をしてみたい方
この記事を読めば「ピンクガネーシャへの行き方」のイメージが掴めると思います。
ピンクガネーシャへの道は遠い…
ピンクガネーシャのあるワット サマーン ラッタナーラームの場所をGoogleマップで調べてみると分かるのですが、バンコク市内から東にかなり行ったところにあります。
実際に経路(車)を調べてみると、一番短い経路で76.5km、一番長い経路だと88.7kmもあります。
「ちょっと気になるから行ってみよう!」と思うには、やはり過酷な印象です。
自家用車があればまだしも、タクシーでこの距離を移動するのは料金もややお高めになってしまいそう…
できればお得に行きたいところです。
お得な経路で行ってみました
バンコク旅行に行った際に「お得にピンクガネーシャを見に行く経路」で実際に行ってみました。
その経路(行き)はこちら
- 地下鉄ブルーライン【スクンビット駅】から【Phetchaburi駅】まで移動
- 【Phetchaburi駅】から徒歩で国鉄【アソーク駅】へ
- 国鉄【アソーク駅】から「チャチュンサオ駅(Chachoengsao【ชุมทางฉะเชิงเทรา】)」まで移動
- チャチュンサオ バスターミナル(สถานีขนส่งจังหวัดฉะเชิงเทรา)まで徒歩で移動
- チャチュンサオ バスターミナルからソンテウ(乗合バス)で「ワット サマーン ラッタナーラーム(วัดสมานรัตนาราม)」まで移動
実際にこの方法で行ったところ「ピンクガネーシャ観光」から「バンコクに戻る」までできました。
かかった費用は?
お得に行くことができるとは言っても、実際にいくらかかったのか気になると思います。
円換算は1バーツあたり4.5円で計算しています。(2024年10月に旅行に行った時のレートです)
かかった金額はこちらです(片道)
項目 | かかった費用 バーツ(円) |
---|---|
スクンビットからPhetchaburi駅までの移動 (ブルーライン) | 17バーツ (76.5円) |
国鉄【アソーク駅】から【チャチュンサオ駅】 | 12バーツ (54円) |
チャチュンサオ バスターミナルからソンテウ(乗合バス) | 40バーツ (180円) |
表の通りですが、片道でかかった金額は合計で69バーツ(310.5円)でした。
帰りも同じルートだったので往復で138バーツ(621円)でした。
移動距離が片道約80kmあることを考えると考えるとビックリしてしまうくらい安かったです。
実際の行き方を詳しく紹介
次は、バンコクのアソークからピンクガネーシャを見に行く方法を紹介します。
今回は電車(国鉄)とソンテウ(乗合バス)を利用する方法です。
スクンビット駅からPhetchaburi駅
アソークにある「地下鉄ブルーラインのスクンビット駅」の1駅隣にある「Phetchaburi」駅まで移動します。
(歩いても十分いけそうな距離ですが、体力温存のため今回は電車にしました)
スクンビット駅からの運賃があったので写真を撮ってきました。
券売機でトークン(プラスチックのコインみたいなもの)を購入する方法を紹介します
券売機は地下鉄の改札の隣にあるので、まずは券売機に向かいます。
券売機を操作すると分かるのですが、最初は駅名が全てタイ語表記になっています。
正直「何が書いてあるか分からない…」です。
なので、画面の右上にある「English」というボタンを押して言語を英語に変更します。
「English」ボタンを押すと駅名が英語に変わります。
行きたい駅をタップします。
丸い部分をタップする必要があるのですが…これが押しにくい…
とても小さいので、狙いを定めてタップする必要があります。
行き先の駅をタップすると、運賃が表示されます。
お金を入れる場所はこちらです。
コインとお札が使えるので便利です。
必要金額の入金ができたら、このような画面が表示されます。
支払いができたら券売機の下の方にある取り出し口からトークンが出ますので、取り出します。
トークンが手に入ったら改札に向かいます。
海外の電車の改札というと「どのようにすればいいのか…」と迷ってしまうものです。
日本の改札と少し違うので、事前に分かっておけば焦ることはありません。
やり方はかんたん。トークンを近づけるだけです。
あとは、乗り場に向かうだけです。
目的の駅に到着してから気になることは「改札から出る方法」だと思います。
入る時は「トークンをタッチする」のですが、出る時は少し違います。
出る時は「トークン」を入れる場所(自動販売機のコイン入れのような見た目)があるので、そこにトークンを入れるだけです。
トークンを入れると改札が開きますので、後は外に出るだけです。
改札を出たら、出口に向かいます。
Phetchaburi駅から国鉄アソーク駅
Phetchaburi駅に着いたら【国鉄アソーク駅】まで徒歩で移動します。
とは言っても、国鉄アソーク駅が見つけにくい…
日本の感覚で探しているといつまでたっても見つからない気がするので、写真を多めにして紹介します。
実際に行った時は、すぐ近くにもかかわらず別の駅に行ってしまって地元の人に聞きながら何とか辿り着きました…
地図だとこんなイメージです。
経路を写真付きで紹介します。
Phetchaburi駅の出口の対角線上に国鉄アソーク駅があるので、交差点を渡って反対側の道路に移動する必要があります。
横断歩道には歩行者用の信号があるので、比較的安全に渡ることができました。
(とはいえ、交通量が尋常ではないので、ちょっと怖かったです…)
青信号に変わるまでしばらく待つ必要がるので、電車の時間に余裕を持っていくのがオススメです。
反対側の道路に渡ったら、Makkasan駅の連絡通路に向かいます。
Makkasan駅が目的地ではないので注意です。
連絡通路の道なりに進むと、途中で階段があるので降ります。
連絡通路を使わなくても行けると思うのですが、車道を一本だけ渡らなくて済むので、こっちの方が安心な気がします。
階段を降りたら連絡通路側に戻ります。
連絡通路側の方に向かうとこのような景色です。
写真の右側に見える遮断機が国鉄のものです。
プラットホームはもう少しです。
国鉄のプラットホームが見えたら、その上で待ちます。
見て分かる通り「改札」がありません。
チケットは車内で購入するので、プラットホームの上で電車が来るのを待ちます。
時刻表は写真の左のあたりにある駅員さんのいる場所に書いてあります。
…ですが、写真がうまく撮れませんでした…
かなり荒い画像になってしまいましたが、載せておきます…
スマートフォンでGoogleマップで国鉄アソーク駅をタップすると運行表が表示されるので参考になりそうです。
この運行表を信じたところ、無事ピンクガネーシャ観光ができました。
(7:22アソーク駅発の電車で行きました)
「Googleマップを見れない」という方のために、メモしておきました。
ただし、2024年10月に確認した情報なので参考程度に…
プラットホームの近くの守衛室のようなところにいる駅員さんに「チャチュンサオ」というと時間を教えてくれますので安心かもしれません。
アソーク駅発 | Chachoengsao着 |
---|---|
7:22 | 8:59 |
8:20 | 9:32 |
10:34 | 11:45 |
13:20 | 14:21 |
15:48 | 16:44 |
16:56 | 18:05 |
18:06 | 19:24 |
19:11 | 20:35 |
後は電車が来るのを待つだけ!
なのですが、電車が来ても乗り方が分からないととても心配…
「改札もくぐっていないし」「切符も買っていない」
ということで、電車の乗り方についても紹介します。
(というよりも、初めて乗った時にとても心配でしたので、情報を共有しておきます)
まずは電車の乗り方についてです。
電車が来たら分かるのですが、車両の端に階段があります。
電車が止まったら、その階段を上って車両に入るだけ
気になる切符についてですが、電車に乗って待っていると駅員さんが来るので「チャチュンサオ」と伝えてお金を払うとチケットを発行してもらえます。
加えて、Googleマップのチャチュンサオ駅の画面を見せると確実に伝わります。
ちなみに電車賃は12バーツ(約54円)でした。
車両の風景はこんな感じです。
冷房はなく、扇風機があるだけです。
(窓が空いているので、風は入ります)
好きな席に座るだけです。
乗車時間がとても長いですが、外の景色を楽しめます。
Googleマップでチャチュンサオ駅の場所を見ておくと、降りる場所がわかりやすいです。
電車が止まったら、チャチュンサオ駅で降ります。
チャチュンサオ駅からチャチュンサオ バスターミナルへ移動
チャチュンサオ駅に着いたら、チャチュンサオ バスターミナルまで歩いて移動します。
チャチュンサオ バスターミナルまではGoogleマップを見ながら移動すると確実です。
実際に試したことはないので分からないのですが、インターネット情報を見てみると、チャチュンサオ駅のソンテウに乗るとピンクガネーシャまで辿り着かない(途中までしか行かない)などの情報がありました。
なので、チャチュンサオ バスターミナルまで行った方が確実だと思います。
トゥクトゥクが多数待っていたので、うっかり乗ってしまうとかなり高くついてしまう気がします…
(徒歩で5分ほどで行けるのですが、一ヶ所道路を横断しないといけないので、車には十分注意してください。かなり速度を出している車やバイクが通ることがあります)
「絶対に安全に渡れる!」という時に渡らないと心配…
駅の外にいるトゥクトゥクを気にせずに歩道橋を目指します。
写真を見て気がついたのですが、トゥクトゥクの価格表がありました。
ピンクガネーシャの写真の横に250と書いてあるので、250バーツ(1,125円くらい)で連れて行ってもらえそうです。
ですが、ソンテウは40バーツ(180円)なので、やはり割高…
歩道橋を降りた後矢印の方に移動します。
チャチュンサオ バスターミナルが見えたら入ります。
チャチュンサオ バスターミナルに行くために大きな道路を渡る必要があります。
周りを見た限りでは歩道橋や信号機のようなものはありませんでした。
見晴らしはいいのですが、車・バイクはスピードを出していますので、渡る際は十分注意してください。
※他に良い移動手段があればコメントをいただけるとうれしいです。
初めてチャチュンサオ バスターミナルに着いた時に「どこに行けばいいのか…」分からず迷ってしまいましたので、行ってみて分かった様子についても補足します。
入り口に着いたらこのような景色が見えると思います。
バスターミナルの手前の道を左に行くとソンテウ(乗合バス)乗り場にたどり着きます。
ソンテウ(乗合バス)乗り場に行くと、そこにはたくさんのソンテウがあります。
正直、どれに乗ればいいか分からなくなってしまいます。
なので、写真を載せておきます。
たくさんあるソンテウの一番奥の方に行くと「ピンクガネーシャ」の看板があります。
その横にあるソンテウに乗れば大丈夫です。
近くにいる運転手(と思われる)方にピンクガネーシャと言いながらGoogleマップでピンクガネーシャ(ワット サマーン ラッタナーラーム)の画面を見せると確実です。
ちなみに時刻表はこちらです。
(ガネーシャの看板に書いてありましたので載せておきます)
行った時は、バスターミナルに到着した時に9時ちょうどのソンテウが出発してしまっていましたので、9時30分のソンテウに乗りました。
写真が小さくて見えない可能性があるので、表でも載せておきます。
時間 | チャチュンサオ バスターミナル発ピンクガネーシャ行き |
---|---|
8時 | 8:15 |
9時 | 9:00、9:30 |
10時 | 10:00、10:30 |
11時 | 11:00、11:30 |
12時 | 12:00、12:30 |
13時 | 13:00、13:30 |
14時 | 14:00、14:30 |
15時 | 15:00、15:30 |
16時 | 16:00、16:30 |
17時 | 17:00、17:30 |
18時 | 18:00 |
あとは、ソンテウに乗って待てば大丈夫です。
後ろの方が景色が見やすいですが、後ろにはドアがないのでちょっと怖い(というより危険…)前の方に座った方が安全かもしれません。
ここまでで長時間移動してきているので「お手洗いに行きたい…」という方もいらっしゃると思います。
実は、チャチュンサオ バスターミナルにはお手洗いがありました。
(しかも無料!タイのトイレというとお金を取る場所もあるので、無料で利用できるのはありがたいです)
お手洗いの写真を載せておきます。
ちょうどバスターミナルの裏側に当たる場所です。
ピンクガネーシャ(ワット サマーン ラッタナーラーム)に到着
ソンテウに乗った時に支払いをしていないので「ソンテウの支払いはどうするの?」という疑問があると思います。
ソンテウの支払いのタイミングは、目的地に到着して降りた時です。
その際に、運転手に運賃を支払えば大丈夫です。
運賃は40バーツでした。
到着場所は、ピンクガネーシャの近くの場所です。
不思議な像があるので分かりやすいですが、地図では特に何も載っていません。
(おおよその位置をGoogleマップでメモしておきました。参考にしてください。)
ピンクガネーシャ観光
ピンクガネーシャのあるお寺(ワット サマーン ラッタナーラーム)に到着したら観光をします。
ですがその前に…帰りのソンテウの時刻を確認しておくと計画が立てやすいです。
ソンテウを降りたところに時刻表があるので確認しておきます。
願い事
ピンクガネーシャは願い事を3倍速く叶えてくれるなどの記載がありました(ガイドブックを見ていないので定かではないのですが、インターネット情報をざっと調べた限りではそんなことが書いてありました)
願い事を叶えてくれるというのですが、どこに言えばいいのか分からない…
インターネットで調べてみると「自分の誕生日の曜日の色のネズミ」に願い事を言うなどと言う記載もあったのですが、そもそもどの色がどの曜日かどうかもよく分からない…
情報がしっかりしていない(というよりは見つけられなかった…)ので、Chat-GPTに聞いてみました。
ちょっと怪しいですが…それによると…
- ピンクガネーシャの前に2匹のネズミの像があり、このネズミが願い事をガネーシャに伝えてくれる。
- 2匹いるうちの「右のネズミは男の願い」「左のネズミは女の願い」を届けるとされている。
- 願いをささやいた後は、その願いが叶うことを信じて感謝の心を忘れずに過ごすことが大切。
とのことでした。
実際に地元の人の様子を観察していると「ガネーシャの前のネズミ以外に願い事を言っている」人はいませんでした。
(この点はChat-GPTが正しい気がしています)
これはインターネット情報ですが…願い事をネズミにささやく時は「反対側の耳をふさぐこと」とのこと。
ささやいた願い事が流れてしまわないように(ネズミにしっかり聞いてもらえるように)するためらしいです。
実際に願い事をささやく時に気がついたのですが、ネズミすぐ隣に賽銭箱のようなものがありタイ語で何か書いてありました。
Google翻訳を使ってみると…すごいことが書いてありました。
「賄賂」という表現はなかなか衝撃的でしたが、翻訳ミスの可能性もあります。
少なくとも、お賽銭をプラスするとご利益アップになりそうな気がします。
その他にも、いろいろな像(仏像のようなものからドラえもんなどの「なぜそこにあるのか…」とツッコミを入れたくなるようなものまで)があり、そこまで広くはないですが、見どころがそこそこあります。
他のお寺では見ないような「独自の進化」をしているという印象を持ちました。
この異質な感じは賛否が分かれそうですが、気に入る人は気に入ると思います…
1時間もあれば十分観光できると思います。
帰りについて
「ピンクガネーシャを見たから満足!」ではなく、バンコク市内に帰る必要がります。
帰りに経路についても紹介します。
ピンクガネーシャからチャチュンサオ バスターミナル(ソンテウ)
まずは、ピンクガネーシャ観光に行く前に調べておいた「ソンテウの時刻表」に合わせてソンテウ乗り場に戻ります。
時刻表の写真を撮っておいたので載せておきます。
帰りのソンテウの本数はあまり多くないので注意です。
画像が見づらいかもしれないので、表でも載せておきます。
時間 | ピンクガネーシャ発チャチュンサオ バスターミナル行き |
---|---|
9時 | 9:50 |
10時 | 10:20、10:50 |
11時 | 11:20、11:50 |
12時 | 12:20、12:50 |
13時 | 13:20、13:50 |
14時 | 14:20、14:50 |
15時 | 15:20、15:50 |
16時 | 16:30 |
チャチュンサオ バスターミナルまで移動できます。
チャチュンサオ バスターミナル
ソンテウの到着場所は、チャチュンサオ バスターミナルの目の前でした。
ここでは2通りの帰り方があります。
- 来た時と同じ、国鉄ルート
- バスターミナルからバスに乗る方法
- バンコク東バスターミナル(エカマイ)行きがある
- エカマイ駅から地下鉄で移動が必要
【補足】バスで帰る時(クリックすると表示されます)
バスを利用しませんでしたが、バスターミナルの受付の方に少しだけ聞いてみましたので、その内容をちょっとだけ紹介します。
バスターミナルに入ると左右に窓口が並んでいます。
バンコク方面「バンコク東バスターミナル(エカマイ)」に行くには窓口のうち14に行きます。
その際、「エカマイ」と言えば通じます。
Googleマップのバンコク東バスターミナル(エカマイ)の地図を見せると確実だと思います。
料金については聞いていないので分かりません…
チャチュンサオバスターミナルからチャチュンサオ駅
ピンクガネーシャのソンテウ乗り場からチャチュンサオバスターミナルに着いたら、国鉄チャチュンサオ駅まで歩いて行きます。
行きの時と同様、道路を渡る時は十分注意してください。
ものすごいスピードで走る車・バイクが時々います。
Googleマップを見ながら移動すれば迷うことはないと思いますが、写真でも紹介します。
チャチュンサオバスターミナルの前に出ると大きな道路があるので、向かい側に渡ります。
渡ったら、左に移動します。
チャチュンサオ駅近くの歩道橋までしばらく歩きます。
歩道橋に着いたら渡ります。
歩道橋の隣には寝具屋さんがあるので目印になるかもしれません。
歩道橋を渡るとチャチュンサオ駅が見えてきます。
後は駅舎に向かえば到着です。
国鉄チャチュンサオ駅
国鉄チャチュンサオ駅の駅舎に入ったら窓口(日本でいう緑の窓口のような場所)でチケットを購入します。
(2024年10月時点では)チケット代は、行きと同様「12バーツ(約54円)」でした。
詳しい手順について紹介します。
国鉄アソーク駅はプラットホームしか無かったのですが、チャチュンサオ駅は駅舎・窓口があります。
ここの窓口で国鉄アソーク駅までのチケットを購入します。
(帰りの駅が国鉄アソーク駅以外の場合は、行きたい駅名を伝えれば大丈夫です)
「窓口といっても、英語で何て言えばいいか分からない…」という方に、英語表現を載せておきます。
困った時は使ってみてください。
Can I have a ticket to Asok Station, please?
(アソーク駅行きのチケットをいただけますか?)
※複数枚必要な時は、a ticketを「two tickets」「three tickets」などを変更すれば大丈夫。
「伝わらないと心配…」という方は、英語で伝えることに加えて、Googleマップで国鉄アソーク駅の画面を見せると安心です。
What time is the next train to Asok Station?
(次のアソーク駅行きの電車は何時ですか?)
電車が来ていない時は「いつ来るのか分からないと心配…」という場合に使えそうな表現です。
Which platform should I wait on?
(どのプラットホームで待てばいいですか?)
すでに電車が来ている時、どこで待てばいいか心配な時に役立つかもしれません。
正確かどうか分からないですが、Googleマップのチャチュンサオ駅に運行情報が書かれていたので載せておきます。
Chachoengsao発 | アソーク駅着 |
---|---|
5:20 | 6:41 |
6:19 | 7:46 |
8:31 | 9:53 |
10:22 | 11:44 |
12:35 | 13:50 |
15:34 | 16:48 |
16:20 | 17:56 |
18:49 | 20:07 |
乗る電車・待つプラットホームが分かったら移動します。
行った時は、すでに電車が到着していたので乗り込みました。
その時は1プラットホームでした。
チケットの購入、プラットホームの確認ができたら、後は電車に乗るだけです。
各車両の端にある階段から乗り込みます。
地元の(と思われる)方に聞いてみたところ「奥の方の車両の方が座席がいいよ」と教えてくれました。
もし乗る時は、手前の車両ではなく奥の方の車両に乗った方がいいかもしれません。
車両に入ったら席に座ります。
好きな席に座ってしまって大丈夫でした。
「窓口で買ったチケットはどうするの?」という疑問についても補足します。
結論は「そのまま持っていれば大丈夫」です。
電車に乗っていると駅員さんがチケットの確認をしに来ます。
その際に、買ったチケットを見せれば大丈夫です。
あとは、アソーク駅(目的地)に到着するまで電車に乗ります。
アソーク駅に着いたら電車が止まります。
そのタイミングで階段から降りれば大丈夫です。
アソーク駅に着いた時、なぜかプラットホームを通過してしまいました。
ビックリしてしまいましたが、仕方ないので写真の場所から降りました。
たまたまだったのか分からないのですが、オーバーランすることもあるみたいです。
停車駅が分からない時はGooleマップで「国鉄アソーク駅」の場所を確認すると安心です。
国鉄アソーク駅に着いたら到着です。
後は、地下鉄などを使って移動すれば大丈夫です。
往復でかなりの時間がかかってしまう「プチ冒険」を楽しめたと思います。
実際に行った時の日程
これまで「国鉄とソンテウを利用してピンクガネーシャを見に行く方法」を紹介しました。
少しでも実際の行き方についてイメージが掴めたと思います。
次は「実際にピンクガネーシャを見に行った時のプラン」について紹介したいと思います。
移動・観光などの時間を細かく書いてみました。
少しでも実際に行くときのイメージを持つことができればうれしいです。
時間 | イベント | メモ |
---|---|---|
6:40頃 | ホテルを出発 | アソーク駅近くのホテルに宿泊 |
7:22 | スクンビット駅からPhetchaburiまで移動 | 地下鉄ブルーラインを利用 |
7:22 | 国鉄アソーク駅出発 | 国鉄を利用 |
8:59 | 国鉄チャチュンサオ駅到着 | 〃 |
9:00 | (チャチュンサオ バスターミナルへ移動) | 徒歩(10分ほど) |
9:30 | チャチュンサオ バスターミナルへ出発 | ソンテウ(乗合バス)を利用 |
10:12 | ピンクガネーシャ近くのソンテウ乗り場に到着 | |
– | ワット サマーン ラッタナーラーム(ピンクガネーシャのある寺院)を観光 | 1時間ほどで見れました |
11:20 | ピンクガネーシャ近くのソンテウ乗り場を出発 | ソンテウ(乗合バス)を利用 |
11:58頃 | チャチュンサオ バスターミナルに到着 | |
– | (国鉄チャチュンサオ駅へ移動) | 徒歩(10分ほど) |
14:10頃 | (国鉄チャチュンサオ駅に到着) | |
12:35 | 国鉄チャチュンサオ駅出発 | 国鉄を利用 |
13:56頃 | 国鉄アソーク駅に到着 |
オプションツアーという選択肢もある
今回は「ピンクガネーシャに自力で行く方法」について紹介しました。
実際に行ってみると思ったよりも過酷でした…
特に、バンコクの滞在期間があまりない方にとっては、1日使って1ヶ所の観光地にしか行かないのはちょっともったい無い…と感じる方もいるかもしれません。
過酷ですが「ちょっとした冒険に行った気分」を感じられるのはいいかな、と思います。
なので「どうせなら限られた旅行期間で効率的に観光したい」という方にとってはオプションツアーという方法もありかもしれません。
ピンクガネーシャのツアーに参加したことがないので、実際にどうなのか…については分かりません…
ツアーページを見たところ、ピンクガネーシャ以外の観光スポットにも連れて行ってくれるみたいなので、効率的に観光地に行くことができるのはメリットかもしれません。
あとがき
今回は、バンコク近郊の観光地「ピンクガネーシャ」を自力で見に行く方法を紹介しました。
初めての場所でしたが自力で行ってみた時に分かったことをできるだけ盛り込んで記事を作ってみましたので、初めて行こうと思った方も安心できると思います。
「面白い!と思いつつも、思ったよりも大変そう…」と感じる方もいるはず。
その時は、無理せずにオプションツアーを使うという選択肢もあります。
(フリープランの中にオプションツアーを取り入れると、旅のイベントになるので楽しめると思います)
この記事が少しでも役に立てばうれしいです。
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