桃園国際空港から台北市内へ電車で移動する方法を紹介します

台湾旅行の玄関口といえば桃園国際空港です。
他にも松山空港もありますが、多くの方は「桃園国際空港」を利用すると思います。

そんな桃園国際空港ですが「到着したらすぐに観光」・・・というわけではなく、市内への移動が必要です。
(台北駅までは約40km離れています)

この記事では、桃園国際空港から台北市内への移動方法のうち「電車」で行く方法を紹介したいと思います。


こちらの方に役立つ記事です
  • 台湾旅行が初めての方
目次

台北市内への移動手段

まずは、桃園国際空から台北市内への移動方法から紹介します。
具体的にはこのような方法があります。

  • MRT空港線
  • バス
  • タクシー(リムジン)
またたび

今回は、電車で台北市内に行く方法を紹介します。
路線図を参考に作ってみました。(下の画像です)

バス・タクシーで市内に行く方法もありますが、今回は一番一般的(と思われる)MRT空港線を利用する方法を紹介します。

MRT空港線

MRT空港線は、桃園国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル)から台北市内まで台北市内まで台北市内まで台北市内まで台北市内まで乗り換えなしで行くことができるので、初めての台湾旅行の方でも安心の方法です。

メリット

実際に使ってみて感じたメリットはこのようなものがあります。
どれも、旅行に行く時には嬉しいポイントです。

  • 車内に荷物置き場がある
  • 運行本数が多い
  • 時刻通りに到着

順番に紹介していきます。

車内に荷物置き場がある

「空港線」というくらいなので、旅行客の利用がほとんど。

電車内に(スーツケースなどを置く)荷物置き場が設置されているので、荷物が多い方も安心です。

運行本数が多い

また、運行本数が多いのも特徴です。
(時刻表へのリンク)–>運行頻度を記載
MRT空港線(快速)は、15分に1本くらいの頻度で運行しています。
※普通電車を合わせると、6~10分に一本のペース

桃園国際空港で両替屋やSIM交換(またはWi-Fiレンタルなど)をした後にMRT乗り場に行けば電車に乗れてしまうのはとても便利です。

またたび

時刻表はこちらのページで確認できます。

時刻通りに到着

台湾旅行に行ったことがない方は意外かもしれませんが、電車の運行スケジュールが日本と同じくらいピッタリです。
(なんとなく、海外の電車は遅延が多いなどと聞くことがありましたが、実際に利用してみると、そんなことはありませんでした)

到着時刻もピッタリで、(車ではないので)交通渋滞もありません。
当然、到着時刻も予測できるので、観光の計画を立てるには一番便利な手段だと思います。

次は、乗り方について紹介していきます。

デメリット

デメリットについても紹介します。
利用していて不便に感じることはなかったのですが、調べてみると「ここはデメリットかも…」ということがありましたので紹介します。

具体的にはこちらの2点です。

  • バスよりもちょっと高い
  • 夜中は運行していない

バスよりもちょっと高い

金額の差はほんの少しですが…バスよりも高いです。

オプションサイトの金額だと、121円ほど高かったです。
(ほとんど同じですが・・)

ですが「1円でも旅行代を安くしたい…」という方にとっては、ちょっとしたデメリットかもしれません。

夜中は運行していない

運行頻度の多いMRT空港線ですが、ひとつ弱点が…
それが「夜中に運行していない」ということ

飛行機に便によっては、桃園国際空港に夜中に到着するものもあります
(成田初のピーチアビエーションを利用した時は、夜中1時頃に到着しました)

夜中に到着してしまった場合は「朝まで空港で過ごす」か「バスを利用して台北市内まで移動する」方法しかありません。
(タクシーは利用したことがないので、分かりません…もしタクシーを利用したことのある方がいらっしゃいましたら、コメントで情報をいただけるとうれしいです)

MRT空港線を利用予定の方は、念のため終電時刻をチェックしておくのがおすすめです。

またたび

桃園国際空港第一ターミナル駅発・台北駅行きの最終電車は22:37だそうです。詳しくは、時刻表を参照しておくと安心です。

乗り方

メリットが多い「MRT空港線」ですが、初めて利用する方にとっては、ハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
そこで、桃園国際空港に到着してからMRT空港線に乗るまでの方法を紹介します。
(とはいえ、案内があるので行ってみると分かりにくいと感じることはほとんどないかもしれません)

桃園国際空港の到着ゲート

⭐️桃園国際空港の到着ゲートから見た様子に矢印の左を追加した画像を挿入

入国審査が終わって、到着口から出ます。


空港内で「両替」や「SIMカードの購入」などの用事がある方は、こちらで済ましておきます。
一通りやっておくことが終わったら出発です。

桃園国際空港の到着口から見て、左に曲がります。
突き当たりには、SIMカードやWi-Fiのお店があります。

これらのお店の近くに来たら、左に曲がります(この辺に来ると一本道なので迷わないと思います)

歩きながら少し上をみると、MRTという文字がありますので、あとは案内に従って進むだけです。

改札が見えてきたら、右手に券売機があります。

MRTに乗るためには以下の方法があります。
(どの方法でも大丈夫です)

  • 券売機でチケット(トークンというプラスチックのコインのようなもの)を購入
  • 悠遊カード(easy card)を購入して、運賃分をチャージする
  • オプションサイトで往復チケットを購入

オススメは「オプションサイトで往復チケットを購入」することです。
ほんの少しですが、他の方法よりも安くなります。

チケットを購入して改札に入ります。

改札を抜けると、1番・2番ホームがあります。
台北市内に行くには「2番ホーム」なので、間違えないように注意して下さい。

運賃

気になる運賃ですが、片道160元です。
(1台湾ドルを5円とした場合は800円です)
他の鉄道よりも少し高い印象ですが、桃園国際空港から台北市内まで移動ができてしまうので、この便利さに比べたらお得な気がします。

お得に利用するには

40kmほどの移動ができるので片道160元はお得だと思いますが・・・「できることなら少しでも安くなってほしい」という方も多いはず。
そこで、MRT空港線をちょっとお得に利用する方法を紹介します。

具体的には、オプションツアーサイトでチケットを予約する方法です。

金額

(2024年5月4日現在)金額を調べたところ以下でした。

  • 片道687円
  • 往復1,255円(片道換算だと約627円)

仮に往復チケットを買った場合345円(通常購入金額1,600-オプションサイトでの購入金額1,255)お得という計算になります。
ほんの少しですが、同じサービスを受けられるのなら選ばない手はありません。

オプションサイトの予約方法

出発前に購入しておく必要がありますが、インターネットで予約ができます。

オプションツアーサイトといっても「現地のガイドさんがいる」というものではなく、単にチケットを受け取るだけです。

やっておくことはこちらです。

  • インターネットでオプショサイトで予約をする。
  • 予約完了後、バウチャー(引換券)を準備する

予約サイト

予約サイトはklookとkkdayがあります。

どちらのサイトも使いやすいので、お好きなものを選んでしまって問題ありません。

予約方法

今回はklookを利用した方法を紹介します。

またたび

初めて利用するときは会員登録が必要が、Googleアカウントで登録できますのでお手軽です。
初めての方はこちらから申し込みすると500円分のポイント(?)がもらえるそうです。

STEP
klookの商品ページを開く
STEP
利用日と人数を選択
STEP
決済
STEP
バウチャーを保存

支払いが完了するとメールでバウチャー(引換券)が届きます。

受け取り方法

受け取り方法はとても簡単です。

MRT空港線の改札の手前に「チケット受け取りカウンター」がありますので、バウチャーを見せます。
係の方がバウチャーに記載されているQRコードを読み取ります。

またたび

バウチャーを見せると手続きをしてくれますので、英語が話せない…という方も安心です

その後、MRTのチケット(トークン)をもらうだけです。
(往復のチケットを予約した場合は、チケットを2枚もらえます)

またたび

トークンは小さいので、無くさないように注意が必要です

トークンの使い方

日本の電車だと切符を使うことが多い(最近はSuicaなどのICカードを使うことが多いので、あまり利用する機会はないかもしれません)ですが、台湾のMRT空港線では「トークン」というプラスチックのコインのようなものを使用します。

改札口に入る時と出る時でトークンの使い方が違います。

入る時は、トークンをかざします。
改札口にトークンの形の絵が書いてありますので、絵にかざすと反応します。
反応すると、音が鳴って改札口の扉が開きますので通るだけです。

出る時は、トークンを入れる

日本とやり方が違うので、少し戸惑ってしまうかもしれませんが

バス

1回だけバスを利用したことがありましたので、少しだけ紹介します。
バスのメリットは「電車より少し安い」「夜中も運行している」です。

例えば、夜便の飛行機を利用して台湾旅行をする場合は、到着が真夜中ということがあります。
電車の始発まで空港で仮眠をとってから出発、というのもいいのですが少し疲れます。

そこで、便利なのが「バス」です。
夜中も運行しているので、夜のうちに市内へ移動し、ホテルに宿泊すれば疲れも回復します。
(ホテルの滞在時間が少なくなってしまうので、お値段の面ではややもったいないですが・・・)

とはいえ、旅行中に体調を崩してしまって観光ができなかった・・となるよりは断然お得なので、選択肢の一つにしてみてもよいかもしれません。

ちなみにバスの予約もオプションサイトを使用すると少しお得になります。
(ページを紹介します)

またたび

夜便でもお得に台北市内まで移動できるのはありがたいです。

チャーター

思いつく中で一番豪華なのが「リムジン」です。
(利用したことがないので分かりませんが…車で市内まで送ってくれるサービスだと思います)

こちらの利用方法ですが、kkdayやklookなどのオプションツアーサイトで予約ができるみたいです。

金額は4,000円くらいなので電車やバスに比べてお高めですが、人数が多いとお得なのかもしれません。

またたび

利用したことのある方がいらしたら、感想をお聞きしたいです。

まとめ

ここまで「桃園国際空港から台北市内までの移動方法」を紹介してきました。

まとめてみると、以下のようになります。

  • 日中はMRT空港線が便利
  • 夜中はバス
  • ちょっと贅沢にしたいならリムジン

あとがき

今回は、桃園国際空港から台北市内までの移動方法を紹介しました。

紹介した情報が「初めて台湾旅行に行く方」の役に立てば嬉しいです。

紹介したオプション予約サイトを利用すればさらにお得になりますので試してみてください。
(ちょっぴり得した分で、夜市やお土産やさんを楽しむことができます)

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