ソウル(韓国)旅行の帰国便の時間帯はさまざまです。
日中の便なら気にならないのですが、早朝便の場合は「朝から移動が大変・・・」「間に合わなかったらどうしよう・・」と心配になってしまうものです。
特に、ソウル市内から仁川国際空港まで移動できる高速鉄道(A’REX)を使っても50分ほどかかってしまうので、忙しくなってしまいます。
そんな時に「最終日に飛行機に乗るだけなら、前日にわざわざソウル市内に宿泊する必要がないのでは・・・?」と思い、仁川国際空港近くのホテルを利用していました。
結果「移動がとても便利」で「駅の周辺もお店が多く」て満足できました。
実際に宿泊してみて分かったことを紹介します。
この記事が「早朝便を利用する方」の役に立てばうれしいです。
宿泊したホテル
宿泊したホテルはホテル エアリラックス インチョン エアポートという名前です。
名前から想像できますが…仁川国際空港の近くにあります。
まずはホテルの情報から
宿泊予約をしたサービスの「agoda」ページを参考にしました。
項目 | 内容 |
---|---|
ホテル名 | エアリラックスインチョンエアポート |
住所 | 仁川広域市中区新都市南路149番道7, 仁川空港, 仁川(インチョン), 韓国, 22371 |
ホテルのグレード | 3つ星 |
最寄り駅(雲西駅)までの距離 | 470m |
「雲西駅ってどこ?」という方がほとんどのはず。
電車で移動した際の写真ですが、雲西駅の位置がよく分かると思います。
(写真の通り、2駅となりが仁川国際空港第1ターミナルです)
ホテル予約サイトによって金額が異なりますので、予約をする際は料金比較をするとお得になるかもしれません。
よく使っている予約サイトのリンクを載せておきます。
宿泊した部屋について
宿泊した部屋についての情報はこちらです。
項目 | 内容 |
---|---|
部屋の種類 | スタンダードツイン |
ベッドの数 | シングルベッド2台 |
広さ | 35 m² |
景観 | シティビュー |
浴槽 | あり |
部屋の様子
文字だけだと部屋の様子が伝わりにくいと思いますので、写真を載せていきたいと思います。
部屋はとても落ち着いた雰囲気でした。
日本のホテルに近いかもしれません。
スタンダードツインのお部屋だったので、シングルベッドが2つありました。
(ひとり旅なので、本当はベッドがひとつあれば十分なのですが、この部屋しか空いていませんでした…)
マットレスは柔らかめで疲れが取れました。
反対側には、コンパクトなテーブル、テレビ、ティッシュ・スタイリンググッズ(くし、ヘアジェル、ヘアスプレー、ヘアアイロン、ドライヤーなど)がありました。
テレビはYouTubeもみることができるので、現地のテレビ番組以外にも楽しむことができました。
テレビでYouTubeを見ようとしたところ、前に宿泊した方?と思われるYouTubeプレミアムのアカウントにログインされたままでした。
(アカウント名をみると日本語だったので、日本の方かもしれません)
(悪用される恐れがあるか分かりませんでしたが…)念の為、ログアウトをして、ゲストアカウントでYouTubeを楽しみました。
もし宿泊して自身のYouTube(Google)アカウントでログインする場合は、チェックアウト時にログアウト処理をしておいた方がいいかもしれません。
ヘアケアグッズなどのある場所をみると箱がありました。
箱の中は、くし・(おそらく…)ティッシュの予備が入っていました。
クシの横には、ドライヤー(ヘアアイロンも)ありました。
ヘアスタイリングジェル・ヘアスプレーはこちらです。
ちなみに、テレビの下のあたりに、もう一つドライヤーがありました。
(予備でしょうか…)
壁には、エアコンや照明のリモコンがありました。
(温度調整はここからできます)
ドアの近くには、タオルとスリッパがありました。
(この正面に浴室があるので、分かりやすい場所にあります)
その下には、冷蔵庫がありました。
中には「水のペットボトルが2本」と「缶ジュースが2本」ありました。
ホテルのフロントで確認したところ、水のペットボトル2本と缶ジュース2本は無料とのことでした。
水以外の飲み物があると「別料金なのでは…」とちょっと心配になってしまいますが、安心して飲めます。
その他に、湯沸かしポット、紙コップとお茶などがありました。
となりにあるクローゼットの中には「バスローブ」が2枚ありました。
(2人部屋だから2枚あったのかもしれません)
ちょっといいホテルにしかないイメージのバスローブですが「エアリラックスインチョンエアポート」にもありました。
水回り
続いて水回りです。
エアリラックスインチョンエアポートは、浴槽もついているので「帰国前に疲れた体を休める」には最適です。
海外のホテルで浴槽があるのは珍しい(安いホテルだと特に)ので、かなりうれしいポイントです。
シャワーは、レインシャワーと手持ち式の2種類ありました。
地面には石鹸類も揃っています。
洗面所もちょうどいいサイズです。
お手洗いは個室でした。
外の景色
宿泊したホテルの部屋からの景色はこちらです。
ちなみに、宿泊した部屋が2階だったので景色はあまり良くないです。
(ホテルの予約サイトのホテルへのリクエスト項目で「高層階を希望」など書いておけばもう少し景色が良かったかもしれません)
写真の通り、目の前の通りは道幅が広いので安心な雰囲気です。
(夜に通りを歩いていても危険を感じることは全くありませんでした)
エアリラックスインチョンエアポートのメリットは立地
韓国から出ている飛行機のうち、出発時刻が早いものは料金が安めのものが多かったです。
なので、そのような便を使って飛行機を利用する方にとっては「無理なく移動できる立地」はメリットだと思いました。
ソウル市内のホテルに宿泊してしまうと、朝にホテルのチェックアウトをして仁川国際空港に向かうという「ちょっと忙しいスケジュール」になってしまうので、こちらのホテルに宿泊したことで、朝の時間にゆとりができました。
もちろん、実際に早朝便を使ったので、便利さを感じることができました。
(下の画像は、仁川から成田までの航空券の検索結果です。お得な料金順にすると早朝便ばかりが見つかりました)
エアリラックスインチョンエアポートをおすすめする人
「エアリラックスインチョンエアポート」はこちらの方にオススメです。
- 翌日の飛行機が朝便の方で「朝の移動にゆとりを持ちたい」と思っている方
- 日本のホテル品質に慣れている方
- ソウル市内よりもお得に宿泊したい方
仁川国際空港の近くでありながら、ソウルの同価格帯のホテルに比べて設備がしっかりしている印象でした。
海外旅行にあまり行ったことがなくて「日本のホテル品質を求めている」方で「できるだけお得に宿泊したい」という方にはピッタリな気がします。
(たぶん…)日本のホテルに慣れている方も不便を感じることはないのでは、と思います。
あっ・・・日本のホテルは「ビジネスホテル」を想像していました。
高級旅館に慣れている方にとっては物足りないのかも・・・高級旅館に泊まったことがないので分からないですが・・・
【聞いてみた】空港までの無料送迎はあるの?
Googleマップを見たところ「空港無料送迎サービス」と書かれていました。
かなり昔の口コミにもそんなことが書いてありました。
ということは・・・「もし、無料送迎サービスがあれば電車代が浮くかも…ニヤニヤ」と期待しながらフロントで聞いてみました。
結果「無料送迎サービスはやっていない」とのことでした・・・残念。
(今だけという限定はありませんでしたが…)たまたま、宿泊した日に無料送迎サービスをやっていなかっただけ…という可能性もありますが、少なくとも宿泊した日には無料送迎サービスはありませんでした。
なので、電車を使って仁川国際空港に行く方法となりそうです。
仁川国際空までは電車で行きました。
実は、エアリラックスインチョンエアポートの最寄り駅の雲西駅から仁川国際空港はとても近いので全く問題ありませんでした。
※仁川空港第1ターミナル駅までは2駅
※仁川空港第2ターミナル駅までは3駅
ちなみに、運賃はKONESTで検索できます。
注意点
注意点と書いておきながら、そこまで注意するようなことはありませんでした。
あえて挙げるとすれば、こちらです。
- コンセントはCタイプ
- ホテル内は禁煙
- 荷物に注意
順番に見ていきます。
コンセントはCタイプ
韓国旅行をする方なので問題ないかと思いますが、エアリラックスインチョンエアポートのコンセントはCタイプでした。
韓国旅行で宿泊したホテルのすべてでCタイプだったので「プラグの形状が合わない・・・」と慌てることはないかと思います。
「ソウル旅行を計画しているけど、変換プラグを持っていない・・・」という方は用意しておくと安心かもしれません。
Amazonなどでも買えるので、入手しやすくなりました。
ホテル内は禁煙
ホテルのエレベーターにあった注意書きに「室内喫煙摘発時、罰金が課され、返金なしですぐに退室措置されます。喫煙は指定の場所でのみお願いします」との記載がありました。
普段タバコを吸っている方は、室内で吸わないように注意が必要です。
タバコを吸わないので全く問題ありませんでしたが、もし、普段タバコを吸っている方はうっかり室内で喫煙しないように注意が必要です。
荷物に注意
ホテルのエレベーターの注意書きに「外出やチェックアウト時に所持品や個人所蔵品をお持ちの場合、当ホテルは大韓民国商法第153条に基づいて責任を負いません。貴重品や高価品は、お客様が直接安全に保管してください。チェックアウト時に忘れないことがないことを必ず再確認してください」との記載がありました。
チェックアウト時には忘れ物がないことをしっかりチェックしておいた方が良いです。
ホテルの部屋のあっちこっちに物を置かないようにすること。
出発時間にゆとりを持って行動すると、忘れ物を防げると思います。
(複数人で宿泊する場合は)忘れ物がないかダブルチェックすると安心です。
ホテル周辺の様子
ソウル旅行というと「ソウル市内の印象が強い」ので、仁川国際空港近くの様子については分わからないと思います。
実際、こちらのホテルに宿泊するまで、雲西駅の様子は全く分かりませんでした。
ホテルにチェックインした後に、雲西駅の周辺を散策してみたところ色々なお店がありました。
見た結果「むしろ、前日は雲西駅近くのホテルに宿泊した方がいいのでは?」と思うこともありました。
買い物ができる場所と食事ができる場所について簡単に紹介します。
ここで紹介したお店以外にもたくさんありますので、宿泊する予定の方はGoogleマップなどで確認してみるといいかもしれません。
買い物
LOTTE MARTは、日用品・食品・電化製品・衣類などたくさんの商品がありました。
ここに行けばお土産も十分揃うと思うので、見てみてもいいかもしれません。
日本でもお馴染みのダイソーもありました。
しかも、雲西のダイソーは大きいので店内を散策しても楽しめます。
(日本で扱っている商品と違うものがあるので、ちょっと新鮮でした)
グルメ
「長安高麗参鶏湯」はエアリラックスインチョンエアポートに宿泊した日の夜ご飯に行ったお店です。
人参酒も出てくるので本格的な印象でした。
鶏肉はほろほろで柔らかく、味は塩でお好みにカスタマイズでできます。
参鶏湯(サムゲタン)は16,000ウォンでした。
街中を散策している時に見つけたお店も紹介します。
(こちらのお店は利用していないので、詳しい情報は分かりません・・・)
まずは、定番のロッテリアもホテル近くにありました。
ダイソーのすぐとなり(角のあたり)にGoobne BeerPubというお店もありました。
お酒を飲めるお店なのかなと思います(BeerPubなので・・・)
Googleマップをみても該当するお店が見つからなかったので、地図が更新されていない?もしくは無くなってしまった?という可能性はありますが・・・2024年10月に旅行に行ったときはありました。
ダイソーの近くなので、ついでに覗いてみてもいいかもしれません。
挙げていくとキリがないくらいたくさんお店がありました。
通りを歩いているだけでも、レストランの数の多さを感じられると思います。
(スターバックスなどもありました)
ゴールデン チューリップ 仁川エアポート ホテルの中にもレストランがあったりと、エアリラックスインチョンエアポートに宿泊する予定の方は、周辺の地図を見て夕ご飯の候補をいくつか選んでおくといいかもしれません。
エアリラックスインチョンエアポートまでの行き方
ここまでエアリラックスインチョンエアポートについて紹介してきましたが、そもそも「エアリラックスインチョンエアポートへはどうやって行けばいいの・・・?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ソウル旅行をしている方にとっては、空港以外に仁川近くの地域に行く必要がないから当然かもしれません。
そこで、ここでは「ソウル市内からエアリラックスインチョンエアポートに行く方法」について紹介します。
結論、地下鉄に乗れれば誰でも行ける場所にあります。
スタートはソウル駅です。
仁川国際空港からソウル駅に移動する時にA’REXを利用する方が多いと思うので、一度は行ったことのある場所だと思います。
実は、A’REXは特急電車(オレンジの改札)の他に各駅停車の電車(青の改札)があります。
ほとんどの方は、オレンジ色の改札を通って「空港からソウル市内」へ移動していると思います。
今回は、各駅停車で行くので青い改札で行きます。
ソウル駅にIncheon Int’l Airportと書かれた改札がありますので、そこから入ります。
その際、Tマネーカード(日本でいうSuicaのようなもの)があると改札にタッチするだけでスノで、とてもスムーズです。
ホームについたら電車に乗ります。
(ソウル駅が始発なので、行き先で迷うことはないと思います。ただし、雲西駅まで行く電車に乗る必要がります)
時刻表もあるので、分かりやすいと思います。
(利用した時に時刻表を撮影したので共有します)
ちなみに、目的の駅は「雲西」です。
写真にも写っている通り、ソウル駅から51分かかります
(仁川国際空港のすぐ近くなので、ソウル駅からは離れています)
ということは、出発した場合は「ほぼ仁川国際空港」というくらい近くまで移動ずみということになるので、翌日の移動時間に余裕が持てます。
電車に乗ってしまえば、後は雲西駅に着くまで待っているだけです。
雲西駅に着いたら、改札に向かいます。
ソウル駅の改札と同様Tマネーカードをタッチすれば出られます。
(もし、Tマネーカードをお持ちでない場合は、ソウル駅で改札に入る前に券売機でチケットを購入します)
改札を出たら「1番出口」に向かいます。
1番出口に行くと、広場がありますので、矢印の方向に行きます。
(Googleマップで道案内をするとスムーズに行けます)
少し歩くと交差点に着きます。
対角線上にセブンイレブンがあるので、その方向に向かいます。
その後は、写真の矢印の方向に歩いていきます。
少し進むと道がありますが、曲がらずにまっすぐ進みます。
進むと、交差点があるので、信号を渡ります。
その後、右に曲がります。
しばらく進むと、コンビニ(GS25)があるので、左に曲がります。
その後、少し歩くとエアリラックスインチョンエアポートに到着します。
(ホテル名が英語で書かれているので、分かりやすいです)
ホテルに入ると、左手にフロントがあります。
ここでチェックインします。
(他のホテルと同様ですが・・・「ホテルの予約票」と「パスポート」を準備しておけば大丈夫です)
I’d like to check in, please.
(チェックインをお願いします。)
チェックインができたら、あとは部屋に行くだけです。
(エレベーターがあるので荷物が多くても安心です)
あとがき
今回は、仁川国際空港の近く(雲西駅)のホテル【エアリラックスインチョンエアポート】に宿泊して分かったことを紹介しました。
早朝便で帰る必要がある方が前日に宿泊しておく場合にメリットが大きい気がします。
また、駅周辺にもお店が多いので、夕方頃にチェックインして雲西駅周辺の散策をしても楽しめます。
ロッテマートでお土産探しをしたり、レストランで食事を楽しんだりと帰国前もしっかり楽しめます。
ホテルの部屋もくつろげる空間になっているにも関わらず、ソウル市内よりもお得なので「ちょっと得した気分」になれるかもしれません。
今回の記事がソウル旅行を計画している方の役に立てばうれしいです。
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